因幡修次という名の妖怪の音楽~Music of the monster named Shuji Inaba~

2011/12/11

『遠い空の下で ~拉致されたままの多くの方々へ~』



歌:因幡修次


歌:apita


作詞:apita 作曲:apita

今はどんな笑顔でいますか
時には淋しく泣いていますか
数え切れない大切な日々を
再びあなたに取り戻して欲しい

1つの月も 1つの太陽も
あなたの為に輝くことを祈ります

遠い空の下で  未来の希望を抱いて下さい
遠い空の下で  あなたの帰りを願います

寒い夜は凍えていませんか
病に伏せる日もあることでしょう
食事は十分足りていますか
お酒も少しは嗜んでいますか

そよ吹く風も 家族の心も
あなたの元に届くことを祈ります

遠い空の下で  明日という日を信じて下さい
遠い空の下で  あなたの帰りを願います
遠い空の下で  未来の希望を抱いて下さい
遠い空の下で  あなたの帰りを願います

何も出来ない無力な私は
言葉を綴って思いを伝えます。。




apitaさんが、拉致被害者と帰りを待ちわびておられるご家族の方々を思って
作られたお歌。
Stickamで発表されたのは、2011年のまだ寒いころだった。

確か、すぐに因幡さんがカバーされたと記憶している。

お二人の歌声は、祈るしかできない、つらい思いがこもっていて、
聞かせていただくたびに、ブルーリボンをつけている方々の顔が思い浮かんでいた。


そして、東日本大震災から一月足らずの頃、
因幡さんがブログで、この曲のタイトルを変えて紹介されていた。

「東の空の下で」 ~避難されたままの多くの方々へ~


毎日、テレビから新聞から流れてくる惨状と、この歌詞が重なったそうだ。

どちらも、悲しい現実に対して、祈ることしか出来ない思い。
お二人とも、このお歌を歌われる時、よく涙ぐまれる。


あけない夜はない、冬はいつか終わって、絶対に春は来ます。
どうか、これ以上、つらい思いが重なり続けませんように。
祈ることしかできないけれど、いつも忘れないでいたい。


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