因幡修次という名の妖怪の音楽~Music of the monster named Shuji Inaba~

2012/10/24

応援歌~『ぼちぼちゆこうよ』、『己がままに』 ~

『ぼちぼちゆこうよ』                 <Stickam Video>




作詞/作曲 因幡修次

ぼちぼちゆこうよ 自分の人生(みち)を
ぼちぼちゆこうよ 君といっしょに歩こう

ぼちぼちゆこうよ 焦らずに真っ直ぐに
ぼちぼちゆこうよ 君の想いを胸に

誰にも皆同じ時間(とき)が流れて
まだ見ぬ夜明けと明日と
未来は自分で創るものさ

ぼちぼちゆこうよ 青い空の下真っ直ぐに
ぼちぼちゆこうよ 太陽の歌かみしめて


ぼちぼちゆこうよ 君の手をとり軽やかに
ぼちぼちゆこうよ 辛い思い出捨てよう

ぼちぼちゆこうよ 口笛を吹きながら
ぼちぼちゆこうよ 道草をしたっていいだろう

誰も皆果てしない夢追いかけて
男がいて女がいて
昨日の自分は捨ててしまえ

ぼちぼちゆこうよ 明日に向かって真っ直ぐに
ぼちぼちゆこうよ 風の歌声聞きながら


誰にも皆同じ時間(とき)が流れて
まだ見ぬ夜明けと明日と
未来は自分で創るものさ

ぼちぼちゆこうよ 青い空の下真っ直ぐに
ぼちぼちゆこうよ 太陽の歌かみしめて



『己がままに』                  <Youtube URL>

(2013/02/20 Stickam動画からYoutubeに変更)

作詞/作曲 因幡修次

後ろめたさとやましさを抱えて
コソコソ空々しく生きるんじゃなかった
ホラ吹き大ボラ吹き通して我に返れば
情けなさが涙を流して土下座する

助けてくれと言えばよかった
ノコノコ自分を見せればよかった
晒け出せば自分の負けだと
坂を転がり落ちるように思ってた

迷える自分をひとつ越え
とまどいばかりの夜を幾つも数えて
潔く風に吹かれるがままに
思いのまま己がままに


未練タラタラ愚痴るんじゃなくて
メソメソ女々しく泣くんじゃなかった
陰口たたけば舌を抜かれて
恥の上塗り不本意が梅雨空にかすむ

下を向けば不幸自慢とからかわれた
上を見ればお天道様に示しがつかない
焼酎一気飲みすれば貧乏神が笑う
至ってつぼみを残した三分咲き

迷える自分をひとつ越え
言葉を探した夜を幾つも悔やんで
潔く川の流れるがままに
思いのまま己がままに

迷える自分をひとつ越え
とまどいばかりの夜を幾つも数えて
潔く風に吹かれるがままに
思いのまま己がままに
思いのまま己がままに




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因幡さんのライブ部屋には、なぜか女性が多い。
最初は怖いものみたさというか、おそるおそる・・のようだが
いつの間にか見た目とは違う、あたたかい何か、熱い何かを感じて
やがて、お部屋に通うようになり・・常連さんになっていかれるようだ。
(そのうち、リトルモンスターと呼ばれてしまう覚悟が必要)

もちろん、男性の方もよくこられる。
でも、女性パワーと因幡さんパワーに押されるのか、
お外で聞かれることが多くなったり、お部屋の中でもタジタジされてるのを感じる。

そんな男性陣の中には、
傷められたお体やお気持ちを癒しながら眠れない夜を過ごされてる方や、
お仕事を休んで病気と戦ってて、やがて会社に復帰されていった方もおられる。

2年前の初秋のこと。
なぜか、そういうつらさに耐えてる男性が、同時期に何人もお部屋に
集うようになられたことがあった。
その頃に、作られたお歌。『ぼちぼちいこうよ』

因幡さんのお歌は、夜と月と某焼酎が似合うと勝手に思い込んでた。

でも、このお歌を初めて聞かせていただいたとき、
お日様が機嫌よさそうに浮かぶ原っぱで、
仲のいいお友達が、麦わら帽子かぶって、大の字に寝転がって、、
麦茶と三角おにぎりと卵焼きを口一杯にほおばりながら、
”リラックスしようや~ゆっくりぼちぼちやっていけば、いつかなんとかなるさ~”
って、笑い飛ばしてくれてる、そんな明るい風景が目に浮かんだ。


『己がままに』
この曲は、最近お仲間になられたある男性へと作られたお歌。
この男性も今、色んな思い・辛さと戦い、苦しんでおられるそう。
”ほーら、あせらんで、一つづつ、ちょっとづつ、乗り越えてこうや”と
見守っておられるのが感じられる歌。


そして、因幡さんのブログによく登場しておられる、Mさん。
因幡さんや討伐隊の方々のお歌の力で、少しづつ元気が出てこられているのを、
お部屋でも嬉しそうに話されている。

『いのちのはからい』のNさんも、闘病されながら、色んな辛さと戦いながら、
少しずつ、お仕事も探されてるし、音楽もまたはじめようとされてる。
お母様のMさんも、毎日の激務の合間に、音楽活動を進めようとされてる。

そのほかにも、音楽の力で元気をもらってる方々が一杯。


最近、この2曲をよく歌われているのは、
お部屋に集う方たち、お外で聞かれて元気をもらってる方たち、
音楽を愛する方たちに、

”皆それぞれ、、色んなもん抱えてるけど、
あせらんと、のんびり、でも前向きな気持ちでがんばろうぜ~”
との祈りにも似た願いと、

”気がついたら深夜2時が過ぎてるように、
気がついたら、いつの間にかしんどい時間はすぎてる。
あとは昇るだけ。よくなるだけ。いいことが転がってるだけやぞ”
そういう呪いがこめられてるんだと思っている。