因幡修次という名の妖怪の音楽~Music of the monster named Shuji Inaba~

2014/03/11

『「生きる」という意味』

 
11:40あたりから


<Youtube URL>

作詞/作曲 因幡修次 2011.03.16

「幸せ」の意味があなたにわかりますか?
「涙」の意味があなたにわかりますか?
「祈り」の意味があなたにわかりますか?
「別れ」の意味があなたにわかりますか?

分かち合うこと 助け合うこと

「希望」という意味があなたならきっとわかりますよね?
「生きる」という答えがあなたにきっと届きますよね?


「悲しみ」の意味があなたにわかりますか?
「家族」の意味があなたにわかりますか?
「絆」の意味があなたにわかりますか?
「命」の意味があなたにわかりますか?

譲り合うこと 励ましあうこと

「希望」という意味があなたならきっとわかりますよね?
「生きる」という答えがあなたにきっと届きますよね?


支え合うこと 信じ合うこと
「希望」という意味があなたならきっとわかりますよね?
「生きる」という答えがあなたにきっと届きますよね?

「生きる」という願いがあなたにきっと届きますよね?






2011年3月11日

あれから3年たった。

このブログを勝手に作らせてもらったのは、2011年の11月。
因幡さん関連の音源をまとめさせてもらっていたYoutubeの再生リストを
もっと利用しやすくしたいと思ったのがきっかけだった。

その中のひとつ、”いのりBOX”については、昨年の3月11日でも紹介させてもらっている。
あの頃、少しでもたくさんの人に聞いていただけたらと願ったことを思い出す。


”わしには歌うことしかできん”とおっしゃって
ネットライブを聴きにこられる方々に、泣きながらでも歌い続けられた。

他のネットアーティストの方々も、
少しでも歌で、暗くなる心を支えあえたらと、歌い続けられた。

歌われるのがつらいお歌、聞かせてもらうのもつらいお歌もある。
それでも、"元気出していかなあかん~”と、心を奮い立たせて、歌われていた。

お部屋に来られた人も、お互いいたわりあい、わざとふざけあい、
次の日のエネルギーを貯めて、毎日を乗り越えた。

被災されてる方々と少しでもつらさを分かち合えたらと、
皆で暖房を我慢して寒さに震えながら、歌われていた時もあった。


勝手にここでお歌を紹介させてもらってる記事や、作品一覧を振り返ると、
つらい思いをされている方々に思いを寄せて生まれたお歌、
元気をもらったといわれ、思いを込めて歌い続けておられるお歌が
本当に多いことに改めて気づく。


昨年の3.月11日に紹介させてもらった『啓蟄(けいちつ)の時~3月11日に天国へぶっ放せ!~』、一昨年の『いのちのはからい』、そして、
ひまわり』、『ヘドロ色した青い空』、『「生きる」という意味』、『明日』、『めも』。
他にも、apitaさんの作品 『命を使え』や『遠い空の下で ~拉致されたままの多くの方々へ~』、
お二人の○体関係の作品 『祈り』、『前へ』。


そして、怒りと悲しみともどかしさをこめた歌の数々。
極悪宗教東京電力』、『ゴーストメルトタウン』、『夢は夜ひらく|3.11編~』、
風に吹かれて』、『正義の筋肉よ 悪徳の脳味噌よ
そして、apitaさんとの○体関係の『 嗚呼ーー日本列島残酷物語!』。


2014年3月11日 10日から日付が変わってからのライブは、
亡くなられた方々への献杯と、戦っておられる方々への乾杯からはじまり
生とは、命とは、人生とは・・を考えさせられるお歌が多かった。


この時に歌われた一曲。日頃はあんまり歌われない一曲。
最後の一行。


”「生きる」という願いがあなたにきっと届きますよね?”


被災されている方々。
復興に向けて、本当に頑張ってくださっている方々。
そして、3.11だけじゃない、いろんな重荷を背負って、毎日を戦っている方々。

今年の3月11日はまだ寒いですが、明日は全国的に小春日和になるそうです。
明日は、暖かいです。
寒さはまたぶり返すかもしれませんが、春は必ず来ます。すぐそこです。

今日という日だけじゃなく、いつもお歌を聞くたびに、
心だけですが、おそばにいます。絶対に忘れません。

どうか、祈りが、思いが、願いが、どうか届いていますように。